2012/12/13
水道を凍結から守りましょう
だんだん寒くなってきましたが、寒さは水道の天敵です。年末年始はご自宅でゆっくり…とされる方も多いとおもいますが、こんなときにトラブルが起こるとせっかくの休みも台無し…
また、旅行や帰省で長期に留守になる場合、自宅に帰ってきて大変な事になっていないよう凍結予防に十分きをつけましょう。
12月から2月にかけて、水道凍結事故が多発します。気温がマイナス4度以下になると水道の凍結事故が急に多くなり、水が出なくなったり、水道管やメーターが破裂したりして結果、修理に多くの費用がかかります。
特に多いのが次のようなところです。
- ●水道管がむき出しのところ
- ●水道管やメーターが北向きのところ
- ●風当たりの強いところにある水道管やメーター
- ●家の外にある蛇口
こんなときには注意!
- ●外気温がマイナス4度以下になったとき
- ●旅行などで家を留守にするなど、長期間水道を使用しないとき
- ●一日中、外気温が氷点下の「真冬日」が続くとき
水道の凍結を防ぐには
- ●水道管や蛇口の部分を身近にあるボロ布や毛布などで覆い、ぬれないように保温して下さい
- ●メーターボックス内を保温します。保温材はぬれないようにビニール袋などに入れ、メーターを上下左右から保護するように取り付けて下さい
- ●「水抜栓」による水道管の水抜きが効果的です。寒い冬、寝る前や家を留守にする場合、水抜き栓を使って水道管内の水を抜いて下さい
- ●水の抜き方(手動式)
- 1)水抜き栓のハンドルを右に止まるまでまわす。
- 2)家の中の蛇口を全部開ける。
- 3)しばらくして空気が入ったのを確認後、蛇口を閉める。
- ●水の出し方(手動式)
- 1)全部の蛇口が閉まっている事を確認する。
- 2)水抜き栓のハンドルを左に止まるまでまわす。
- 3)蛇口をゆっくりと開ける。(※空気の圧力で水が飛びますので注意!)
- ●水の抜き方(電動式)
- 1)水抜きパネルの電源が「ON」になっているのを確認する。
- 2)「水抜き」のボタンを押す。(ランプがついているか確認)
- 3)手動式の、2)、3)と同じ作業をする。
- ●水の出し方(電動式)
- 1)全部の蛇口が閉まっている事を確認する。
- 2)水抜きパネルの電源が「ON」になっているのを確認する。
- 3)通水」のボタンを押す。(ランプがついているか確認)
- 4)蛇口をゆっくりと開ける。
水抜栓操作の注意
- ●手動ハンドルの開け閉めが不完全だと、凍結や破損、または水漏れの原因になります。
- ●水抜き栓の箇所を確認し点検しましょう。
- ●手動ハンドルが動かないとき、電動式が作動しない時は、もよりの町指定給水装置工事店に修理を申し込み下さい。
水道管が凍結して水が出ない時は・・・
凍った部分にタオルや布をかぶせて、ぬるま湯をゆっくりかけて気長に解かしましょう。
急に熱湯をかけたりすると、ひび割れや破裂することがあります。
破裂してしまった時は・・・
水道管がパンクし修繕工事が必要な場合は、もよりの凍結解凍対応 指定工事事業者へ申し込むか、水道修繕センター(0138-62-5511)へお問い合わせください。
※このページを参考にしての、水道管破裂・凍結など事故については、一切責任を負えませんのでご了承ください。不明な点は、専門業者にお問い合わせください。