どんなに大切に使っていても、年月とともに住まいはどこかしら傷んでくるもの。
ここでは、自分で出来る簡単な修繕方法を照会しています。
壁紙(クロス)のめくれ
年月がたって壁紙の端の部分がめくれてきたときには、壁紙専用の接着剤を。壁紙であればビニール、布、紙にと使えて重宝します。接着剤を端までしっかり塗って張ったら、はみ出した接着剤を堅く絞った布で拭き取ればOKです。
紙と壁紙の継ぎ目にすき間があいて黒ずんできたときは、クロス専用の穴埋め剤を使えば簡単にきれいにすることができます。
シャワーの出が悪い
シャワーの水の出が悪いのは、水垢がシャワーヘッドの穴を詰まらせているとゆう理由が多く、これであれば針などで穴をつつけば簡単に詰まりは解消します。 ただし、穴部分の周囲の水漏れは、中のパッキンの老化が原因なので、シャワーヘッドの交換が必要になります。ネジが合わない場合は、別売りのシャワーヘッドアダプターで調整しましょう。
フローリングの傷
浅いひっかき傷には筆ペンタイプの「傷隠しペン」が便利。ホームセンターなどに豊富な種類の専用剤が揃っています。木目に沿ってひと塗りするだけの手軽さなので、木の色にピッタリの一本を常備しておくと良いでしょう。
浴室のタイルのひび割れ
タイル目地剤で埋める前に、弱っている目地をマイナスドライバーでよくかきとっておくのがポイント。目地専用剤は水を加えて耳たぶくらいの固さで使いま す。古い目地部分を水で濡らして馴染みやすくしたら、指を使ってきれいにならしていきます。最後にタイルについた目地剤を布で拭き取れば出来上がりです。
ドアノブががたつく
ドアの開け閉めの振動でドアノブの中のネジがゆるんでしまうことが、がたつきの主な原因です。
はじめにノブの付け根部分の穴にキリ、又は鋭利な物を差し込んでノブを引き抜きます。次に丸座にドライバーを差し込んではずし、裏金をとめているネジをしっかり締め直します。ドアノブをしっかりはめ直してできあがり。
畳の焼け焦げ
小さな焼け焦げならサンドペーパー(240番)でタタミの目に沿って軽くこすります。その後にささくれた箇所に小筆を使って木工用ボンド(水で薄めたもの)を塗っておくと、かなり目立たなくすることができます。