今週のあの店・この人
土屋ホーム 住宅部門 函館支店 渡部 佳弘さんと石山 直樹さん
「お客さまに肩入れしてしまうんですよね」
土屋ホームと言えば、札幌市に本社を置く有名住宅メーカー。外断熱や基礎断熱、熱交換システムによる寒くならない24時間計画換気など、北国発祥ならではの冬を快適に過ごすための知恵がぎっしりと詰まった住宅を提案しています。今回は、営業担当の渡部さんと設計担当の石山さんにお話をお聞きしました。
渡部さんは、函館支店で営業に携わって6年目。自らの営業スタイルを「泥くさい感じ」と表現します。言い換えれば、飾らず、自然体でお客さんと接することで信頼を得るように努めるということ。「ベテラン営業マンの話術や知識には及ばないかもしれませんが、その分お客さまの話をよくお聞きし、親身になって解決するようにしています」とのこと。
設計担当の石山さんも、営業を行う機会があります。土屋ホームでは、お客さんや知人・友人からの紹介があった際に対応できるよう、内勤の社員も全員が住宅について一通りは説明できるように備えているとのこと。「住宅は売って終わりの商品ではなく、住んでいただいてからがお客さまと一生のお付き合いのスタート」と石山さん。会社員としての枠を越え、一人の人間として信頼され、お客さまご家族とお付き合いできるような関係を目指しています。
普段はよく一緒にランチに出かけるというおふたり。互いにインタビューの受け答えをフォローし合うなど、初対面の筆者にも仲の良さが伝わってきます。その一方で、「お客さまの要望をどのように実現するか、その最善の方法をめぐって見解の相違が生じることはよくあります」と営業の渡部さん。仕事上では互いに意見をぶつけ合う関係でもあるようです。
設計の石山さんも、「営業はお客さまの夢をふくらませていく仕事だと思いますが、我々設計はそれを現実的に形にする仕事。残念ながら、一部の希望については構造上、法律上、あるいは資金的に難しいと判断せざるを得ないこともあります」と言葉を付け加えます。「お客さまに少しでも喜んでもらいたい、満足してもらいたいと思うと、やっぱりお客さまに肩入れしてしまうんですよね(笑)」と渡部さん。様々な制約の中でいかにお客さんに納得してもらえる住宅を提供するかについて、日々真剣に取り組んでいるおふたりならではのやり取りでした。
インタビューの最後に、土屋ホームの特徴を一言で表してください、と渡部さんに無茶ぶりしてみたところ、間髪を入れずに「あったかい、ですね」との答えが返ってきました。住宅が暖かいのはもちろんのこと、会社の雰囲気も働く人も温かく、誰もが接しやすい住宅メーカー、それが土屋ホーム。ここなら、何でも気軽に相談できそうです。
土屋ホーム 函館支店 函館市美原1丁目22-16 TEL:0120-151-213